財務省HPに掲載されている、「平成30年度税制改正(案)のポイント」パンフレットより、消費課税に関する改正(案)について記載いたします。
- 国際観光旅客税の創設(案)
- 観光先進国の実現に向けた観光基盤の拡充・強化を図るための財源を確保する観点から、国際観光旅客等の出国1回につき1,000円の負担を求める国際観光旅客税を創設します。
- 外国人旅行者向け消費税免除制度の利便性向上(案)
- 外国人旅行者の利便性の向上及び免税店事業者の免税販売手続の効率化等を図る観点から、
- 一定の要件の下、「一般物品」と「消耗品」の合計金額が5,000円以上となる場合も免税販売の対象とします。
- 現行の紙による免税販売手続(購入記録票のパスポートへの貼付・割印)を廃止し、免税販売手続を電子化します。
- 金の密輸入に対応するための罰則の引き上げ(案)
- 輸入に係る消費税の脱税犯に係る罰金額の上限について、脱税額の10倍が1,000万円超の場合、脱税額の10倍に引き上げます。
- たばこ税の見直し(案)
- たばこ税bの税率の引き上げ(案)
高齢化の進展により社会保障関係費の増加等もあり、引き続き国・地方で厳しい財政事情にあることを踏まえ、財政物資としてのたばこの基本的性格に鑑み、国及び地方のたばこ税の税率を1本あたり3円(1箱あたり60円)引き上げます。- 加熱式たばこの課税方式の見直し(案)
近年急速に市場が拡大している加熱式たばこについて、加熱式タバコの課税区分を新設したうえで、その製品特性を踏まえた課税方式に見直します。財務省HP「平成30年度税制改正(案)のポイント」
http://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeiseian18.htm